代表挨拶

私はこれまで、イタリア製の食品加工機械と向き合ってきた技術者として、現場の声に耳を傾けながら事業に取り組んでまいりました。イタリア語と技術の両面を理解するエンジニアとして、国内のニーズに合わせて製品を最適化し、「自分にしかできないサービス」を提供したいという思いから創業に至りました。

近年では「海外製機器を購入したが、導入後のサポートがなく困っている」「修理依頼に対応してもらえない」といった声を多く耳にします。そうした“声なき困りごと”に真摯に向き合い、使う人が安心して長く機械を活用できる環境を整えることが、当社の使命だと考えています。

また今後は、事業を通じて社会的に働きづらい立場にある方―、たとえば障害のある方、ヤングケアラー、親の介護と仕事の両立に悩む方などに雇用や関わりの機会を提供し、誰もが活躍できる場をつくっていきたいと考えています。製品の提供を超えて、“人と人が支え合う仕組み”をものづくりの現場に広げていくことが、私の目指す社会貢献のかたちです。